あらすじ
サイコバスターを失った今、もはや悪鬼に対抗する手段は残されていないかに思えた。しかし、早季は幻影の中に現れた最愛の人物に導かれ、起死回生の作戦を思いつく。それは、呪力とそれにまつわる性質を逆手に取るような、思いも寄らないものだった。
早季、覚、奇狼丸、野狐丸、そして悪鬼。それぞれの思惑をはらみながら、人間とバケネズミの壮絶な戦いは、ついに最終局面を迎える。
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早季の機転によって覚の呪力が戻り、土蜘蛛に対する反撃が始まった。しかし、同じバケネズミとは思えない異様な変異種たちと、張り巡らされた様々な罠を前
に、孤軍奮闘する覚は次第に消耗していく。そして、呪力を凍結されたままの早季と疲労困ぱいの覚の前に、3000匹を超えようかという土蜘蛛の大部隊が立
ちはだかる。
集中力の弱まった覚が、呪力を行使できるのは残り数回。2人は、最後の力と知恵をふりしぼり、陽動作戦で戦場からの離脱を試みる。しかし、数に物
を言わせる土蜘蛛の追撃は激しさを増すばかりだった。呪力も体力も尽き、もはやこれまでかとあきらめかけた瞬間、どこからともなくホラ貝の音が聞こえてく
る。それは、思わぬ軍勢の到着を知らせるものであると同時に、早季と覚にとっては、命を懸けたさらなる冒険の始まりを告げる運命の音でもあった。